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生活困窮者支援事業 なでしこプラン

済生会は生活困窮者を支援する事業「なでしこプラン」を実施しています。ホームレスや家庭内暴力(DV)被害者、刑務所出所者、障害者、高齢者、在留外国人等で、医療・福祉サービスにアクセスできない人たちを対象に巡回健診、予防接種、健康相談等を行うものです。

公園でホームレスにインフル予防接種(福岡総合病院)
公園でホームレスにインフル予防接種(福岡総合病院)

更生保護施設で健診(高岡病院)
ホームレスへの無料健診(高岡病院)

大阪府済生会による釜ヶ崎健診事業
大阪府済生会による釜ヶ崎健診事業

本会は、生活困窮者を医療で救済する「施薬救療」を目的に発足しました。その目的を果たす制度が、生活保護受給者をはじめとして低所得者の医療費を免除または減額する「無料低額診療(無低)事業」で、本会は医療施設を中心に広く展開しています。しかし、現実には、こうした社会保障制度の対象とならない人、例えばホームレスや所得が基準より少しだけ多くて生活保護の対象にならない人、あるいは少額の国民年金だけで生活しているお年寄り、着の身着のままで避難したDV被害者、更生保護施設で社会への復帰を目指している人等もたくさんいます。社会経済環境の変化に伴い、経済的困窮や社会的孤立などが深刻化しているのです。

そこで、無低事業の対象者より広く、医療・福祉サービスにアクセスできない人々を支援しようとスタートしたのが、本会の紋章を冠した「なでしこプラン」事業です。平成22~24年度の3年間で、延べ316,207人を対象に無料で健康診断やインフルエンザワクチンの接種等を行いました。

当初3年計画で始まった事業ですが、さらに継続して実施することを決め、「第二次なでしこプラン」として平成25年度から5カ年の「中期事業計画」に盛り込みました。今後、毎年、対象人数を増やし、最終の29年度には延べ150,874人に支援することを見込んでいます。

また、「なでしこプラン」を計画的・積極的に推進するため、本会内に生活困窮者問題調査会を設けたほか、生活困窮者支援事業研修会やシンポジウムの開催、優良事業・功績者の顕彰等も実施しています。さらに、25年度からさまざまな支援内容を公募する「生活困窮者問題に関わる調査研究」がスタート。3氏の研究に最大50万円ずつ助成することとしました(詳しくは「公募」欄)。

このように、済生会は時代の要請に合わせながら、創立の理念を実現し続けています。

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