社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

2016.10.30

三重・明和病院で済生会フェア



楽しいイベントが盛りだくさんの「済生会フェアin 明和 2016」が1030日、三重県明和町にある済生会明和病院で開催され、気持ちのいい秋晴れの中、約1700人が来場しました。

屋外ステージでは、松島聡院長の開会挨拶に続き、同町にある「みょうじょうこども園」と「明和ゆたか園」の園児が元気よくダンスを披露。大道芸ショーでは、三重県を中心に活動しているピエロのレロたんがマジックやバルーンを使って会場をにぎわせました。

院内の講堂では、「今そこにある危機~済生会にできること~」と題した炭谷茂・済生会理事長による記念講演会が開かれ、人口減少や超高齢社会、子どもの貧困など、様々な困難に直面している中で、済生会が果たしていく役割として、医療と福祉の分野を超えて地域の再構築に携わっていく必要性を訴えました。
特別講演では、三重県出身で元大関琴風の尾車親方、尾車浩一氏が「人生87敗、最後に勝てばよい~脊髄損傷からの奇跡の復活~」と題し、脊髄損傷で首から下が動かない状態から再起した経験談を披露。相撲の世界だけでなく人生においても結果が出るまで続けることの大切さを、実体験や様々なエピソードを交えて話しました。

院内各所には様々なブースが設けられました。「介護相談と体験教室」では実際に自宅の介護をシミュレーションできるよう、杖や車いす等の福祉用具を体験できました。フットケアブースでは、看護師が専門的な技術を駆使してマッサージ。訪れた人は、心も体もリフレッシュした様子でした。握力や「転倒危険度」を測る「みんなで体力測定」では、自分の体の状態に驚いている来場者もいました。デイサービスを実際に利用体験できるプチデイサービス、高所作業車やパトカーの展示も行われ、一日中大盛況でした。

済生会明和病院 済生記者:大西 里奈

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