1-全体編 法人活動編
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11720 全国済生会病院薬剤師会(フォーミュラリ検討特別戦略委員会)  全国済生会病院薬剤師会の活動を通して薬剤業務の向上、効率化功労会員、筧水賞の改革 筧水賞表彰は、創設当初は病院の看護師のみを対象としていたが、施設の多様化や業務内容の変化等に合わせて、その該当要件を適宜改正し、平成16年からは、所属施設を問わず「表彰日現在、本会に在職する看護師で、勤続年数が満10年以上であり、かつ、看護師長(同等職)以上の職を5年以上勤めた者」という基準により、永年勤続の意味合いの強い表彰を行ってきた。しかし、永年勤続表彰制度は別にあることから、平成22年2月の功績調査委員会において、今後は永年勤続ではなく功労実績を主として表彰し、功績表彰の中の「功労会員」に位置付け、名称は従来どおり筧水賞として看護職に授与することが確認された。翌23年度の表彰から適用されている。 また、従来、基準が不明確で申請が少なかった功労会員の表彰基準を明確にするため「功労会員表彰に関する取扱内規の運用について」を定め、これまで他の職員の模範として推奨に値する業績がありながら、外部による評価が伴わず表彰対象とならなかった職員であっても、支部長または支部会長が功績ありと認めて表彰した場合には功労会員及び筧水賞の表彰対象とすることとした。功績による支部表彰制度を有していない支部に対しては、同制度を制定し、基準に合致する職員を遍あまねく表彰できるよう本部事務局から依頼している。済生会令和賞の創設 医療・福祉を取り巻く環境が厳しい現在の社会において、済生会を活性化したい、士気を高めたいという思いから、令和元年に「済生会を図り、本会病院の健全な発展に寄与する。功績表彰制度の改革と新たな顕彰制度 本会役職員表彰は、名誉会員、功労会員、功労会員のうち看護職に授与する筧水賞の功績による3種類と、永年勤続として30、20、10年の3種類の計6種類が設けられている。これらの改革を行い、さらに新たな表彰制度を制定した。

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