1-全体編 法人活動編
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118令和賞」を創設した。 選考に当たっては、患者・利用者に対するサービスの向上、経営の改善、地域に対する貢献等により本会の名誉向上に著しく寄与した等の基準に該当する施設について支部から内申を受け、理事会の意見を勘案し理事長が毎年1施設選定し、済生会総会の席上で表彰する。 当初、全施設の中で1施設を授賞対象としたが、病院と福祉施設では事業規模や地域とのかかわり方などで違いがあり、同列での検討が難しいため令和3年度から対象施設を病院1と福祉1の計2施設に改正した。 令和元年度は、ソーシャルインクルージョンの理念に基づいた医療と福祉を生かしたまちづくりを推進するため高岡市・イオンモール高岡と協働する先進的な取り組みが評価され、富山県済生会高岡病院が受賞した。 令和2年度は、国内初の新型コロナウイルス院内感染が判明した際、適切な判断で対応し、世界的にも評価された和歌山県済生会有田病院が受賞した。諸会議等の改革5長会議、薬剤部長協議会 年度初めの4月に支部長、医療施設長、看護部長、福祉施設長、6月は事務部長を対象とした会議を本部主催で開催し、当該年度の法人の事業方針や本部からの重要事項を伝達するほか、本部と各長等との意見交換を図っている。支部長会議は、平成29年度から年2回の開催となった。 各会議では、最初に炭谷茂理事長が基本説明。松原了理事が重要事項について説明した後、総務部と事業部の各課室長がそれぞれの業務に関する連絡事項や事業方針等について説明する。その後、各長との意見交換が積極的に行われる。平成30年度からは、済生会総研も加わり、人材開発部門および研究部門の活動を報告している。 会場は令和元年までは、主に本部事務局大会議室だったが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により、都道府県をまたぐ移動が制限されたため、医療施設長会議、看護部長会議、福祉施設長会議、事務部長会議の開催が中止となった。

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