1-全体編 法人活動編
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132日本損害保険協会の寄付金 一般社団法人日本損害保険協会は、自賠責保険運用益の一部を財源として、交通救急医療体制の整備に対する寄付金を交付している。この寄付金は、救急告示病院の指定を受け一定の基準を満たす本会病院に対して、昭和47(1972)年度から交付されている。 本会は、国や自治体から、救急医療等の不採算地区への取り組みが期待される中、本寄付金をもって医療機器を整備することにより、交通事故をはじめとする救急医療体制の強化および地域医療に寄与している。日本財団の助成金 公益財団法人日本財団は、ボートレースの売り上げを主な財源として、海や船に関する事業や社会福祉、教育、文化などの事業に助成をしている。本会には、昭和39(1964)年度から、生活習慣病用検診機器の整備、車いす対応車などの福祉車両の配備等に対して、助成金が交付されている。 平成6(1994)年から開始された福祉車両助成事業については、大規模団体への助成を行わないという同財団の方針により、平成26(2014)年度をもって中止となった。 同財団の助成金をもって生活習慣病用検診機器を整備できたことは、地域住民の慢性疾患の抑制およびなでしこプラン(済生会生活困窮者支援事業)にも役立っている。JKAの補助金 公益財団法人JKAは、競輪とオートレースの売上金の一部を財源トナーとして、企業や団体への働きかけにも力を入れていく。さらに、特定の事業に寄付金を募るクラウドファンディングについても検討している。日本損害保険協会・日本財団・JKAからの寄付・助成 本会は、主に次の民間団体より、寄付金や助成金などの交付を受けている。

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