1-全体編 法人活動編
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134第64回平成23年度香川県香川県済生会病院第65回平成24年度京都府京都府病院第66回平成25年度東京都中央病院第67回平成26年度福岡県福岡総合病院第68回平成27年度大阪府中津病院第69回平成28年度神奈川県横浜市南部病院第70回平成29年度福岡県二日市病院第71回平成30年度富山県富山病院第72回令和元年度新潟県新潟病院第73回令和2年度熊本県熊本病院年度支部施設当初、熊本病院が担当病院だったが、平成28年4月、熊本地震が発生し、福岡県での開催に変更し、二日市病院が担当病院となった。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い中止。摘   要始まってから初めて、総会も初の措置だった。 近年、学会・総会は参加者が2000人を優に超す大規模なイベントとなり、準備には相当な時間・人員がかかる。中止となった学会・総会は、熊本病院が担当病院となり、中尾浩一学会長(院長)のもと、開催準備を入念に進めているところだった。開催の最終判断が迫られる令和2年6月、新型コロナはいったん小康状態にあったものの、今後の感染状況が見通せないことから、学会を主管する全国済生会病院長会の園田孝志会長(唐津病院院長)と総会を主催する法人の炭谷茂理事長が協議し、中止を決めた。この結果、熊本県での開催は、令和3年度の兵庫県、4年度の神奈川県に次いで令和5年度と決まった。 園田会長は「歴史ある済生会学会を中止するのは誠にしのびない。新型コロナウイルス感染症から地域の人々を守ることが緊急の使命であり、それに専念するための結論だった」と語った。炭谷理事長は「これまで準備を進めてきた熊本の職員の皆さんを思うと残念だが、済生会としてなすべきことを第一に考え決断した。苦渋の選択だった」と述べた。 第74回学会・令和3年度総会は令和4年2月27日に神戸市で開催、同時に済生会創立110周年記念式典も開く予定だったが、新型コロナにより学会は誌上発表に変更、総会は中止となった。110周年記念式典は会場を東京・明治記念館に変更し、規模を縮小して開催した。済生会学会・総会開催年次表(平成23年度から令和2年度)

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