1-全体編 法人活動編
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10秋篠宮皇嗣殿下ご臨席の下、済生会110周年式典 済生会は明治天皇の済生勅語に基づき、明治44(1911)年5月30日に発足した。令和3(2021)年5月30日に創立110周年を迎え、同年度内の令和4(2022)年2月27日、明治天皇ゆかりの東京都港区元赤坂の明治記念館で、総裁・秋篠宮皇嗣殿下ご臨席の下、記念式典を開催した。新型コロナウイルス感染症対策として出席者は本会役職員124人に絞り、座席は間隔を70センチから1.5メートルに空けて設置。式典は全国の済生会施設にWebで同時配信した。 感染対策から国歌は斉唱ではなく演奏とし、炭谷茂理事長が「生活困窮者を取り巻く問題は複雑化し、さらに新型コロナのまん延で社会の分断が激しくなっている。済生会は誰一人取り残さない地域社会をつくるため、新たな事業の展開を視野に住民の健康と暮らしをどこまでも守っていく」と式辞を述べた。松原了本部理事が済生会の10年間の活動をスライドにまとめて紹介した。 秋篠宮皇嗣殿下から全役職員に、おことばを賜った。 創立100周年からの10年間に功績のあった57人と1団体が特別表彰され、秋篠宮皇嗣殿下から代表の福岡総合病院・岡留健一郎名誉院長に表彰状が授与された。岡留名誉院長は「済生会は困難な問題解

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