1-全体編 法人活動編
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11決の先駆け的役割を担うべきだ」との謝辞を述べた。 式典の後、第二部として「済生会の明日を語る」と題してシンポジウムが開かれた。炭谷理事長が提言・進行を行い、シンポジストとして全国済生会病院長会の園田孝志会長(佐賀・唐津病院院長)、岡山県済生会の岩本一壽支部長、東京・中央病院の佐藤弘恵広報室長(看護師)、山形・特養ながまち荘の会田るみ業務主査(介護福祉士)が登壇。これからの時代に済生会の理念に基づいて支部・施設が向かうべき方向、在宅患者への支援やソーシャルインクルージョンの理念に基づき誰一人取り残さない地域社会の実現に向けた方策について意見を交わした。 式典は本来、2月27日に神戸市で開かれる予定の令和3年度済生会総会・第74回済生会学会と同時に開催する予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染症のまん延(第6波)により総会は中止、学会は誌上開催となったことから急きょ110周年記念式典のみ場所を変更して挙行。祝宴は開催せず、総合司会は東京・中央病院のメディカルアシスタント・渡邉久美子氏、シンポジウムの進行は炭谷理事長が務めるなど、規模を最小限にした手づくり式典とした。

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