33な増加を見せている。就労継続支援事業所（A型・B型）も２事業所から11事業所に増加した。⑽「済生会保健・医療・福祉総合研究所」の設置 平成29年２月に開所し、生活困窮者支援、地域医療貢献、総合的な医療・福祉サービスの提供という三つの基本的使命実現のための各種研究や人材開発を実施した。２．人材確保対策の充実⑴人材確保の基本的な考え方 平成25年度に「済生会人材確保・育成対策大綱」をまとめ、平成28年度に「済生会人像」を制定、令和元年度に「人材育成計画書」を制定した。⑵職員の資質の向上 医師・看護師・コメディカル・MSW等さまざまな職種ごとの研修を実施し、特に看護分野では各段階に細分しながら行い、併せて各種テキストを作成・改定した。また、本会理念の実現に寄与する「済生会地域包括ケア連携士」を新設して育成した。⑶人材確保推進に関する組織等 人材確保対策委員会を開催して諸施策を検討。人材育成が人材確保につながることから、済生会保健・医療・福祉総合研究所内に人材開発部門を設置し、人材開発を行った。⑷職員が働きやすい職場作り 育児・介護休業法等の改正や昨今の働き方改革に代表される社会情勢の変化に合わせ、職員がより働きやすい職場づくりに努めた。３．経営基盤の強化⑴済生会理念の実践と経営 各種委員会及び理事会、評議員会にて「済生会の理念、ビジョン、ブランド」について十分な議論を行い、下記の中期事業計画に反映した。⑵経営の基本方針と中期計画の策定 平成25年度から平成29年度を第１期、平成30年度から令和４年度を第２期として中期事業計画を作成し、それにのっとった事業を実施している。⑶経営指導のあり方の見直し 経営指導施設の指標は、従前、事業活動計算書の利益を中心とした
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