1-全体編 法人活動編
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61付を受けている。  ▪瀬戸内海巡回診療事業推進事務所   住所:〒700-8511岡山県岡山市北区国体町2番25号 岡山済生会総合病院内   電話番号:(086)252‐2211 所長 浅野嘉彦   設置年月日 昭和37年10月1日  ▪瀬戸内海巡回診療事業船舶管理事務所   住所:〒761-8076香川県高松市多肥上町1331番地1 香川県済生会病院内   電話番号:(087)868-1551 所長 綾田則子Ⅳ世号の済生丸100建造 新船は、済生丸一世号が昭和37(1962)年に誕生してから53年の間に、改造一世号、二世号、三世号へと段階的に進化してきたノウハウを最大限に生かした4代目となる。 平成25年4月8日、金川造船株式会社(神戸市)で四世号の起工式が行われ、新船の進水式は同年8月8日、同社吉田工場で行われた。その後、新船は航海機器の取り付けや配管・電機設備の整備など、艤ぎ装そうを行うとともにX線関係機器や超音波画像診断装置などを搭載し、海上試運転を経て平成26年1月15日に就航した。 「済生丸100」という新船の通称は、済生会創立100周年(平成23年)の時に建造を決定したことなどから名付けられた。 「済生丸100」は、これまで島とうしょ嶼部の運航で蓄積した船体構造等、三世号を基本とした設計で、全長33m、型幅7m、島の港の状況等から満載喫水は2m、総トン数180トン、航海速力は12.3ノット。船内の通路を車いすが通れるように広くし、エレベーターを設置するなどバリアフリー化を図っている。X線装置はすべてをデジタル化、新しく乳房撮影装置も導入。腹部超音波や眼底検査、レントゲン撮影など中規模病院並みの機能を備え、「海をわたる病院」とも言われている。

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