1-全体編 法人活動編
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71法人内部資金を活用した緊急融資制度の創設 新型コロナへの対応により外来や入院受け入れ等を全面停止、または縮小するなどして資金繰りが悪化し、緊急の借入が必要になる施設が出ることも想定された。そのため令和2年3月、資金繰り悪化に対する緊急融資制度を創設した。 つまり、金融機関からの融資が入金されるまでの資金繰りを支援するため、法人内資金である「経営支援等資金(旧:経営基盤強化資金)」内に40億円の貸付枠を確保し、無利息で緊急に貸し付ける内容だった。情報交換会 コロナ対策に苦慮する病院等の情報交換会を以下のとおり開催した。 ・令和2年9月9日~24日  :6ブロックごとに病院長による新型コロナウイルス対策に関する情報交換会をWeb会議で開催。73病院参加 ・10月14日~11月2日  :介護・福祉施設が対象で、108施設参加総裁のおことば 令和2年5月11日、総裁・秋篠宮皇嗣殿下及び紀子妃殿下に新型コロナ感染症への本会の対応状況をWebでご報告した。これを受けて殿下から全国の医療者と本会職員を激励されるおことばを賜った(18ページ参照)。 さらに殿下は、このときのやりとりから病院で防護ガウンが不足していることをお知りになり、後日、ご一家がポリ袋でガウンを手づくりされ、手書きのメッセージとともに本会全病院に賜った。 その後も適宜、本会の対応状況の報告を受けられ、その都度、ねぎらいのお言葉を賜った。広報関係 令和2年4月14日、済生会の仲間にエールを送るため、なでしこネットワーク内に「エールツイート」を立ち上げた。4月21日には、

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