2-支部-施設編
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東日本大震災について運営状況〒230-0012横浜市鶴見区下末吉3丁目6番1号施設長/三角隆彦 職員数/1916 病床数/518設置年月日/平成19(2007)年3月30日診療科目/内、循、消、消外、神内、小、外、整外、形外、脳外、呼、呼外、心外、皮、泌、産婦、眼、耳、リハ、精、放、麻、歯口腔外、救急、病診神奈川県121横浜市東部病院 10年前、平成23(2011)年は当院にとって大きな節目の年だった。4月1日に川城丈夫初代院長から三角隆彦院長へ病院のかじ取りが委ねられた。院長の引き継ぎが始まったばかりの3月11日に東日本大震災が発生。3月23日に神奈川DMAT指定病院に認定され、三角院長(当時副院長)の指示のもと、通常の診療体制を維持しながら被災地の患者受け入れ準備や計画停電への対応、被災地への医療チームの派遣を行った。 開院5年の平成24(2012)年3月には日本医療機能評価機構(ver.6.0)の認定病院となった。同年、新規大型医療機器として放射線治療機器「サイバーナイフ」と手術支援ロボット「ダビンチ」を導入。さらには先進的カテーテル治療のためのハイブリッドカテーテル室の稼働開始と、当院の理念の一つ「常に一歩先の医療」を体現した一年であった。 平成25(2013)年は新中期ビジョン「地域医療を支え、目標とされる高度急性期病院になる」のスタートを切った年であり、4月に神奈川県がん診療連携指定病院の指定を受けたことを皮切りに、8月「卒後臨床研修評価機構JCEP」、翌年1月「横浜市認知症疾患医療センター」、8月「地域がん診療連携拠点病院」、10月「横浜市重症外傷センター」と種々の指定や認定を取得した。これまでの取り組みが奏功し、結実した時期と言える。横浜市重症外傷センターは、当院の前身である神奈川県病院の神奈川県交通救急センターをルーツにもちながら最重症の救急患者を受け入れる三次救急病院として、横浜市の要請に応じた全国初の指定である。 地域医療構想の策定がスタートした平成27(2015)年。秋篠宮皇嗣同妃両殿下がそろって当院をご訪問され、小児病棟、重症心身障害児(者)施設サルビア、ダビンチ、EICUをご見学になられた。真剣に私どもの説明をお聞きになり、また率直にご質問くださった両殿下

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