2-支部-施設編
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沿革〒230-0012横浜市鶴見区下末吉3丁目6番1号横浜市東部病院内5階施設長/酒井章次 職員数/61定員/44(長期40、短期4)設置年月日/平成19(2007)年4月1日122のお姿はいまだに我々の記憶に新しく、大変名誉なことであった。 平成29(2017)年3月30日、当院は開院10周年を迎えた。「東部病院、サルビア10周年を祝う会」では心臓血管外科医として慶應義塾大学医学部外科学教室、神奈川県病院に勤務されていた宇宙飛行士の向井千秋先生をゲストに迎え、職員が一堂に会し盛大に祝った。同年8月には神奈川県初・済生会初の看護師特定行為研修機関の指定を受けた。平成30(2018)年、済生会の国際連携推進委員長を務める三角院長を筆頭に外国人患者受入医療機関JMIP認証を獲得。令和2(2020)年には国内で初となる「小児プライマリケア認定看護師教育課程」を開講。前述の特定行為研修を組み込んだ新たな認定看護師教育として、現在各地で求められる0次医療(予防を含めた医療活動)や福祉の現場での活躍も期待されている。同じ頃、新棟が完成。人員増加によるスペース不足解消のためカンファレンスルームや病児保育室、図書室などを設置している。 そして現在、ICTを活用しながら地域のネットワーク形成にもつながる仕組み「サルビアねっと」を、都市部では全国に先駆けてスタートさせている。任意で登録した患者情報を同様に登録した医療・介護施設などで共有する仕組みで、いずれ全国に広がり、効率的かつ安定的に医療を提供する方法として育てていく。今後、コロナ禍のような事態を含む大規模災害時の情報共有のために、全年代に登録を呼びかけ、救命救急との連携、健康診断データの経年管理による予防事業なども検討していく。重症心身障害児(者)施設サルビア 重症心身障害児(者)施設サルビアは平成19(2007)年4月の開所以来、横浜市東部病院併設である特徴を生かし、入所事業においては医療依存度の高い重症心身障害児者を積極的に受け入れ、一方で、

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