2-支部-施設編
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運営状況救急医療の充実がん診療の充実〒234-8503横浜市港南区港南台3丁目2番10号施設長/竹林茂生 職員数/1580病床数/500設置年月日/昭和58(1983)年6月10日診療科目/内、消内、呼内、腎内、糖・内分泌内、脳内、血内、リウ、循内、精、小、新生児内、外、消外、整外、脳外、心外、呼外、皮、泌、産婦、眼、耳、リハ、放、形外、救急、歯口腔外、麻、病診神奈川県127豊かな環境にある。高齢化率は30.2%(令和3<2021>年3月現在)となっており、神奈川区平均(22.0%)を大きく上回っている。また、圏域には高齢者施設(特別養護老人ホーム・介護老人保健施設等)が多く設立されており、地域と施設間の連携にも関わりを持っている。 事業としては、地域包括支援センター・地域活動交流・居宅介護支援・デイサービス(認知症対応型含む)事業を展開しており、今後も「助け合えるまち 交流のあるまち菅田」をスローガンに、高齢者のみならず地域住民全体の生活支援を行うべく、地域とのコミュニケーションを大事にしながら地域福祉の拠点としての役割を果たしていきたい。横浜市南部病院 平成23(2011)年9月「救急診療科」を開設。開設当初3,359件だった救急車受け入れ件数は、令和元(2019)年度は過去最高の9,030件と年々増加傾向にあり、現在は横浜市内第2位の件数を記録している。 さらに、平成27(2015)年2月小児病棟に「NICU(新生児集中治療室)」を整備。平成29(2017)年12月「神奈川県周産期救急医療システム 中核病院」の指定を受けるなど、さまざまな救急患者を受け入れられる医療提供体制を整えた。 また、平成27(2015)年10月に地域の診療所からの要望もあり、診療所からの救急患者を受け入れるための専用ホットライン「なんぶコール」を開設。開設当初の相談件数は313件だったが、令和2(2020)年度は1,190件と、徐々に地域へ浸透し、横浜南部医療圏の地域救急医療にも貢献している。 年々増加するがん患者の診療体制の充実をはかるため、平成23(2011)年10月「手術室増室(6床→7床)(※現在8床まで増床)」、平成24(2012)年1月に血液内科開設、同年4月「化学療法看護外来」「がんの痛みの看護外来」「がん看護外来」を設置、同年7月「無

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