2-支部-施設編
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運営状況〒236-0023横浜市金沢区平潟町12番1号施設長/赤間久美子 職員数/31 定員/60設置年月日/昭和51(1976)年8月1日神奈川県133ことが可能な場所であった。そこで、横浜市の法人募集に応募し、審査の結果、平成29(2017)年11月に神奈川県済生会が整備法人として選定され、新施設わかくさを建設することが決定した。 わかくさは、令和2(2020)年5月15日に完成し、7月1日に開所した。同時に若草ホームは40年の事業を終えた。わかくさの定員は本入所110人、短期入所10人で旧施設よりも約1.5倍大きくなり、ケアも従来型からユニット型に転換した。入居されるそれぞれの方が有しているさまざまな人生の価値観に寄り添い、満足していただける時間を過ごしていただくという思いが込められた、当施設の理念である「ともに あなたらしさの虹をえがく」を職員ひとり一人が念頭に置き、若草ホーム以上に信頼される施設を目指していく。わかくさ保育園 済生会創立110周年の今年。当園は45年の節目を迎えた。この10年は、自然災害やウイルス感染拡大があった激動の時代。保育の在り方も大きく変化したが大切にしたいことは変わらない。それは法人理念である「思いやり」や「つながり」である。困難な状況でも人と人が支え合い、感謝と思いやりの心を持ち続ければ一歩踏み出せる。済生会創立記念日や40周年記念の集い(平成28<2016>年)、横浜で開催した全国済生会保育園 園長主任会議(令和元<2019>年)等の折に触れ、職員・子どもたちに伝えている。これからも社会福祉施設、済生会の保育園としての役割を果たしながら、地域になくてはならない園を目指す。

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