支部の歩み奨学金制度の創設各種研修・講習会の充実SDGsの取り組み142静岡県済生会〒422-8527静岡市駿河区小鹿１丁目１番１号静岡済生会総合病院内 静岡県済生会は昭和6（1931）年に設置され、90周年を迎えることとなる。この10年間で「小鹿なでしこ苑」や「なでしこ保育園」の開設、「静岡済生会総合病院と静岡医療福祉センター児童部」の統合（現静岡済生会療育センター令和）、「川奈臨海学園」の新築移転、伊豆医療福祉センターの静岡県からの移管など地域福祉の推進に努めている。また、今後も人材確保に向けて、積極的な求人活動、能力開発支援、職場環境の改善に取り組んでいく。 外国人材も含め総合的な医療、福祉人材確保対策として、各種養成校等で学ぶ学生及び業務上必要な資格を取得する本支部職員に奨学金を貸与する制度を創設した。令和4（2022）年度には奨学生である外国人留学生２人が就業予定である。 支部全体の職員は約2,000人おり、これまでも各階級に向けた研修は実施していたが、令和２（2020）年以降は新型コロナ対策もありオンライン開催が増えた。これにより遠方の施設からの参加も増え、支部内の連携が強まった。 済生会本部で推進するソーシャルインクルージョンの考えと相通じるSDGsの取り組みとして、令和３（2021）年に静岡市に「SDGs宣言書」を提出した。なでしこプランに加え、持続可能な世界を目指すSDGsにも取り組み、生活困窮者支援事業をさらに強化していくこととした。静 岡 県
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