2-支部-施設編
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当施設の歩み〒422-8021静岡市駿河区小鹿402番地1施設長/磯部正 職員数/90 定員/入所109(うち短期13)設置年月日/平成24(2012)年4月1日146との連絡調整等を行うケアプラン部▽静岡市から委託を受け、包括的支援事業を実施する地域包括支援センターから構成されている。当苑は、高齢者が施設や地域において安心してその人らしく暮らせるよう支援している。 また、当苑は「静岡済生会総合病院」に隣接しており、「静岡済生会訪問看護ステーションおしか」、「静岡済生会看護専門学校」からなる複合的な建物である。昭和62(1987)年に開所、平成3(1991)年に増築をしている。近年は、建物の設備等更新が続いている。入所の居室は、従来型多床室である。安価な利用料という長所もあるのだが、プライバシーが守られにくいという短所もある。平成25(2013)年にパーソナルスペースシステムを導入。内装・パーテーションの施工により居室は明るくなり、プライバシーと生活環境が向上した。平成26(2014)年には、エレベーター・ボイラーの改修工事。令和2 (2020)年には、外壁工事を行った。 地域貢献活動では平成29(2017)年から、地域住民交流の場として小鹿苑カフェを開催。地域社会の福祉拠点となるよう活動している。小鹿なでしこ苑 100周年を迎えた平成23(2011)年は、開所に向けて、準備室を中心に、設計の詳細部の打ち合わせ、利用者の募集、職員の募集と多忙な毎日を送っていた。そして平成24(2012)年4月、静岡支部二つ目の特別養護老人ホームとして開所した。静岡市内でも珍しい準ユニット型にしたのは、個別ケアと低料金を両立させることを目指したためである。 個別ケアを実践し、その人らしい自律した生活を送っていただけるように「あなたがあなたらしく、私が私らしく」を理念に掲げ、新人職員が半数を占める中で第一歩を踏み出し、奮闘を続けてきた。ユニッ

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