2-支部-施設編
160/434

利用者・職員双方が満足できる病院づくり病院名改称、理念・行動指針の改定、済生会学会の開催新型コロナウイルス感染症への対応当施設の歩み〒950-1104 新潟市西区寺地280番地7施設長/本間照 職員数/6 定員/9設置年月日/平成27(2015)年12月17日158地震発生時、済生会小樽病院へ物資提供を行った。また、令和元(2019)年6月の山形県沖地震発生時には、村上総合病院へDMATを派遣した。 平成27(2015)年9月、築24年経過したA棟の病室改修を実施。7月には、ブックカフェ、スカイラウンジをオープンした。12月に病児保育室「病児保育室さいせいかい」、翌年4月には、事業所内保育園「なでしこつぼみ保育園」を開園した。 平成31(2019)年4月、開院より四半世紀が経過し、開院時より使用していた病院名を「済生会新潟病院」へ改称した。同時に、病院理念を「ともに歩み、支える」と、職員が覚えやすく、かつ、当院の目指す方向性を明確に示したものに改定した。 令和2(2020)年2月には、総裁秋篠宮皇嗣殿下御臨席の下、第72回済生会学会・令和元年度済生会総会を開催。テーマは「新たなる時代へ。未来へ繋げ、済生会のこころ。」とし、21年ぶりの新潟開催、新年号での初の学会・総会を担当した。 トリアージ外来の新設や専用病床の整備による外来・入院患者の受け入れをはじめ、地域の方々へのワクチン接種に対しても迅速に取り組んだ。感染症を予防すること、重症化を防ぐことを責務と考え、可能な限り、早く・多くの方々へ接種すべく、近隣商業施設や地域の企業と連携し、約2万4,800回(実1万2,400人)のワクチン接種を実施している。地域の福祉施設や他県での大規模なクラスター発生時にはDMATを派遣した。病児保育室さいせいかい 当施設は平成27(2015)年12月に開設した。当時、当院が所在している新潟市西区は病児保育施設が1施設のみであり、地域の児童数に対して十分な受け入れができない状況となっていた。こうした

元のページ  ../index.html#160

このブックを見る