2-支部-施設編
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162 平成24(2012)年4月第11代郷秀人院長が就任。同年5月に県内で初めて導入した手術支援ロボット「ダビンチサージカルシステム」による前立腺全摘除術を行った。小規模の当院が世界最先端の医療を提供していることで多くのメディアが取り上げた。 平成25(2013)年11月中庭(回廊亭)のあった場所に新しい透析棟が竣工。旧透析室は化学療法室とトイレに改装した。 平成26(2014)年4月DPC対象病院に認定された。今年度の戦略テーマ「地域に密着したサービスの提供」の一環として、健康・糖尿病・呼吸器の各教室と連携勉強会に加え、同年8月には新たに女子高生対象の「ガールズアクション」を開催。他にも4月「グッデイいきいきサポートセンターまつり」や10月「三条マルシェ」へ初参加し、地域に出向き当院のPR活動に取り組んだ。12月に地域包括ケア病床を開設。この年に最初の県央基幹病院構想が策定された。 平成27(2015)年4月より北3階病棟を地域包括ケア病棟に転換。同年9月から病院前のうるおい広場に保育園の建設を着工し翌年1月に竣工した。 平成28(2016)年4月附属保育園たんぽぽ(定員50人)、病児・病後児保育ルームなのはな(定員10人)が開園。未満児待機児童の解消と子供の病気による欠勤を防ぐ点で地域に貢献。同月三条市と三条市医師会の委託を受け「三条市在宅医療推進センター」を院内に設置。地域包括ケアシステムの中心として、ICTを使った情報の共有システムの普及など連携作りに取り組んだ。 平成29(2017)年2月は25年ぶりの大雪(市街地最高積雪152cm)となり多くの職員が敷地の除雪に汗を流した。12月には附属保育園が新潟県より「人にやさしいまちづくり賞」を受賞した。 平成30(2018)年9月、2年前から準備を重ねてきた電子カルテ(ソフトウエアサービス社製)が稼働を開始した。9月6日、北海道胆振東部地震に災害派遣医療チーム(DMAT)がチーム発足後初めて現場へ出動し、5人が札幌医科大学を拠点として救助活動を行った。4月から歯科医師交代により新たに歯科口こう腔くう外科が診療を開始した。翌年の3月には、平成4(1992)年大野畑分院開設以来28年にわたる院内売店事業者樋口商店が閉店した。 平成31(2019)年4月、売店がヤマザキショップとなった。4月

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