2-支部-施設編
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当施設の歩み〒955-0833三条市大野畑6番86-11号施設長/阿部育子 職員数/15設置年月日/平成8(1996)年1月1日163に竣工した訪問看護ステーションは5月から事業を開始した。翌年2月、内科外来患者が県内2例目の新型コロナ感染者であることが判明。外来診療規模縮小、救急患者受け入れ停止、職員の自宅待機、報道機関などの対応に追われた。 令和2(2020)年4月第12代坂内均院長が就任。同月緊急事態宣言の発令を受け当院では全病棟面会禁止とした。三条訪問看護ステーション 看護師3人で始まった事業は令和3(2021)年には保健師4人、看護師9人、看護補助者1人、事務員1人にまで拡大。訪問延べ件数も10年間で1.55倍の8,700件となり訪問対象も小児へと広げた。 他部署と共同の事務室は、スタッフ増に伴い徐々に手狭に。最後は業務にも支障を来す状態だったが、令和元(2019)年5月、保育園隣に念願の新築・移転を果たした。建物内には当センターと病院の新事業「療育サポートセンター」、三条市・三条市医師会が運営する「三条市地域包括ケア総合推進センター」の3事業が入った。 コロナなど環境の変化に応じて訪問方法にも柔軟な対応が求められている。少しでも長く在宅生活が続けられるようにこれからも援助していきたい。

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