2-支部-施設編
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開設当施設の歩み〒955-0833三条市大野畑6番86-7号施設長/近藤弘 職員数/67 定員/120(うち短期20)設置年月日/昭和54(1979)年8月1日166 令和2(2020)年は新型コロナ対策の一年だった。面会禁止、ガラス越し面会導入、個人洗濯物の全面外部委託、及びボランティアと実習生の受け入れを中止した。「在宅強化型」を通年維持することができた。特別養護老人ホーム長和園 昭和50(1975)年、当時三条市の人口は約8万人、そのうち65歳以上の老人人口は10%ほどであったが、今後予想される寝たきり老人対策として、19の近隣市町村長と済生会三条病院長が連名で、特別養護老人ホームの設置と県立三条結核病院跡地の借用を県当局へ陳情した。こうして昭和54(1979)年8月1日、三条市で最初の、県下では12番目の特養として当園は開設された。総事業費は5億5,000万円、鉄筋コンクリート造り平屋建て、入所定員は100人であった。信濃川の悠久の流れに抱かれてきた三条市の北西部に位置する長和園は、三条病院、介護老人保健施設ケアホーム三条、三条市地域包括ケア総合推進センターと隣接しており、スムーズな連携を可能としている。北陸自動車道・三条燕IC、上越新幹線・燕三条駅よりいずれも車で7分、また国道8号沿線にありアクセスも容易である。 竣工式は昭和54(1979)年11月2日に総裁高松宮同妃のご臨席を仰いで挙行された。入所は8月の開園時に60人、9月に40人と予想以上の早期に満床に至り、現在は入所希望者約300人が常に待機している。 ソーシャルインクルージョンの担い手として、平成29(2017)年12月・子ども食堂をオープン。平成30(2018)年4月、高齢者サロン、子育てカフェをオープン。同年10月、おとな食堂をオープンし、積極的に社会貢献事業に取り組んでいる。 開設後40年が過ぎ建物の老朽化が進んだため令和元(2019)年

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