2-支部-施設編
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支部の歩み172富山県済生会〒931-8533富山市楠木33番地1富山病院内 平成26(2014)年4月より、支部組織運営の充実・強化を図るため、大規模な組織改正が行われ、支部に設置されていた理事会と評議員会を統合して、新たに「支部理事会」を設置した。これまでの評議員24人、理事10人から、理事15人体制として、事業経営の機動性・効率性の向上に努めた。 さらに、支部業務担当理事の名称が「支部長」に改められ、初代支部長に利波紀久氏、平成29(2017)年4月には、現在の飯田博行氏が着任した。 こうした状況の中、富山病院では、平成23(2011)年10月より、済生会では3番目(当時)となる富山県地域生活定着支援センターの運営を県から受託し、平成29(2017)年10月には訪問看護ステーションを開設した。 高岡病院においては、平成30(2018)年4月に訪問看護ステーション、平成31(2019)年4月には訪問リハビリテーション事業所、また、令和元(2019)年5月には、高岡なでしこ保育園をそれぞれ開設した。 なでしこ保育園では、教育と保育を一体的に提供するため、また、待機児童対策の一環として、幼保連携型認定こども園に移行した。 平成31(2019)年2月23、24日には、富山県では初めてとなる学会・総会、「第71回済生会学会・平成30年度済生会総会」が、富山病院の担当で開催された。「未来へ続く済生の道~地域に寄り添う医療と福祉の提供」を学会のテーマに、全国から約2,400人が参加して行われた。雪国の富山での開催ということで、天候が危具されたが、幸い好天に恵まれ、盛況のうちに無事終えることができた。 本会の開催は、全国の参加者との交流を深めるとともに、地域住民の生活に寄り添う済生会としての使命を再認識する貴重な機会となり、富山県済生会として、非常に意義のある事業となった。 今後とも、済生会設立の理念を忘れることなく、地域のニーズに貢献する活動を展開してまいりたい。富 山 県

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