2-支部-施設編
184/434

182加するかたちで、岩手県陸前高田市及び宮城県石巻市に、同年3月から6月までに医師、看護師等5人で編成する医療救護班を計3回派遣した。 平成24(2012)年2月には医療情報システムの近代化を図るため、従前のオーダリングシステムを廃止し、新たに電子カルテシステムを導入した。 平成20(2008)年4月から石川県の委託事業として運営していた「石川県在宅緩和ケア支援センター」は、平成25(2013)年6月に県側の組織変更により、「石川県がん安心生活サポートハウス」として金沢病院内から金沢市内の県社会福祉会館内に移転したものの、引き続き当院が受託・運営している。 平成26(2014)年1月には石川県から借用していた患者駐車場用地を取得し、同年4月には隣接する県有地も買い上げ、駐車場全体の拡充を図った。 平成29(2017)年7月には地域の回復期治療のニーズに応えるため、一般急性期病棟4棟のうち1棟を地域包括ケア病棟42床に転換した。 平成30(2018)年4月に第10代院長横川明男が就任した。 平成31(2019)年1月には電子カルテシステムのリプレースを行うと同時にグループウエアを導入し、紙媒体で配布していた各種案内を電子的に通知することで、タイムラグがなく、全職員一斉に周知することが可能となった。 令和元(2019)年9月には利用者の利便性向上のため健診センター内のトイレ及び化学療法室の改修工事を行った。また、利用者が減少していた、レストラン及び職員食堂を廃止し、売店をレストラン跡へ拡充移動し、患者や面会者等の利便性を向上させた。旧売店の跡へは地域連携室、医療福祉相談室、入退院支援室を一つのエリアに集約し、「患者サポートセンター」として業務の連携、効率化を図った。 令和2(2020)年2月21日に石川県内で最初の新型コロナウイルス感染が報告され、2月25日に県からの依頼による発熱外来を救急外来に設置した。 同年4月に第11代院長荒木勉が就任した。 4月6日には新型コロナウイルス感染症専用病床6床を設置し、

元のページ  ../index.html#184

このブックを見る