2-支部-施設編
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当施設の歩み〒920-0353金沢市赤土町ニ13番6金沢病院内施設長/荒木勉 職員数/19設置年月日/平成15(2003)年9月1日石川県183新型コロナ陽性患者の入院診療を開始した。新型コロナ専用病床は、その後、県内の感染状況により3床から最大16床の間で県からの要請に従い増減している。 また、4月9日に病院の裏手駐車場に仮設テントによるドライブスルー方式の帰国者・接触者外来を開設し、感染が疑われる患者の検体採取を始め、保健所にて検査待ちとなっていた患者の滞留解消に大きく貢献した。 6月8日には帰国者・接触者外来を発展的に解消し、石川県からの委託事業として近隣の県産業展示館1号館に完全ドライブスルーの「いしかわPCR検体採取センター」を開設した。 このほか、平成22(2010)年10月からは「障害者施設等健康サポート事業」として、身体障害者授産通所施設である「ひろびろ作業所」(金沢市)にリハビリセラピストやMSW等を派遣し、姿勢矯正、拘縮改善、発語、嚥えん下げ障害へのアプローチ、足部マッサージ等の支援を行っており、平成30(2018)年3月に「済生会生活困窮者支援事業功績者表彰」を受賞した。 平成31(2019)年3月から「なでしこ出前健康講座」として、地域の公民館や福祉施設等に医師や看護師等が出向き、健康講話や健康、福祉に関する相談会を実施している。 令和3(2021)年4月からは、本会とイオンモール株式会社との間で締結している「未来に向けた持続可能なまちづくり協定」に基づき、「イオンモール白山」(白山市)との協働について検討を始め、令和4(2022)年度の事業開始に向けて準備を進めている。金沢訪問看護ステーション 平成15(2003)年9月1日に金沢病院内に金沢訪問看護ステーションを開設して以来、職員を増員しながら利用者や地域の幅広いニーズ

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