2-支部-施設編
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当施設の歩み当施設の歩み184に対応するために取り組んできた。平成17(2005)年10月の理学療法士、作業療法士による訪問リハビリの導入に続き、平成29(2017)年10月からは、言語聴覚士による発語や嚥下機能向上に向けたリハビリも開始した。令和3(2021)年5月末現在の実利用者数は180人程度、訪問件数は月に1,260件程度となっている。 金沢病院は、緩和ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟を持ち、石川県リハビリテーションセンターにも隣接していることから、同院内に併設している当ステーションの強みを生かし、在宅ターミナルケアや専門的なリハビリテーションの提供を方針の一つに掲げている。職員一同地域から選ばれるステーションであるためにも、フットワーク軽く、利用者の気持ちに寄り添った丁寧な訪問を心掛けている。金沢居宅介護支援事業所〒920-0353金沢市赤土町ニ13番6金沢病院内施設長/中島実加子 職員数/2設置年月日/令和元(2019)年7月1日 地域包括ケアシステムの構築が推進される中、金沢病院のある西部地区においても医療と介護の連携が必須となり、令和元(2019)年7月に金沢病院内に「金沢居宅介護支援事業所」を開設した。 病院と訪問看護ステーションに併設している当事業所の強みを生かし、他関係施設との連携や情報共有を密に行い、利用者の「住み慣れた場所で過ごしたい」という思いに寄り添った柔軟な対応と、質の高いケアマネジメントを心掛けている。 令和3(2021)年5月末現在は2人体制で業務を行っているものの、事業の安定化を図るため、特定事業所加算の算定を目指し、早期に3人体制としたいと考えている。石川県地域生活定着支援センター〒920-0353金沢市赤土町ニ13番6金沢病院内施設長/奥名司夫 職員数/7設置年月日/平成30(2018)年4月1日 刑余者が矯正施設から出所した後に、自立した生活を送るための支援を行う地域生活定着支援センターは各都道府県に設置されており、

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