2-支部-施設編
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当施設の歩み〒385-0007佐久市新子田866番地施設長/工藤享良職員数/特養70、デイサービス15定員/特養・入所100(うち短期20)、デイサービス・通所30設置年月日/平成13(2001)年4月1日長野県195佐久市特別養護老人ホームシルバーランドみつい佐久市みついデイサービスセンター 当施設は、平成13(2001)年4月1日、佐久市がデイサービスセンターを併設した公設民営の特別養護老人ホームとして開設した。長野県済生会が開設当初から管理運営業務を受託、平成17(2005)年度からは、指定管理者として管理運営している。また平成27(2015)年度からは、介護報酬等の施設収入を指定管理者の収入とする利用料金制へ移行となり、運営法人として、自立経営確立を目指した管理運営がますます重要となった。 定員規模は、特養100人(うち短期入所20人)、通所介護30人で開設当初と変わっていない。 長期入所は、開所以来、常に満床の状況が続いており、令和4(2022)年3月末の既入所申込者は400人を超えている。 この10年間の出来事として、普段は雪が少ないこの地域を襲った平成26(2014)年2月の豪雪は、丸2日間降り続き約1mの積雪となった。数日間は道路事情が悪く一部の職員しか出勤することができず、業務に支障を来した。デイサービスにおいては、送迎車の運行ができず、初めての営業中止となった。施設におけるより実行性のある危機管理の重要性を再認識させるものであった。また令和2(2020)年当初からまん延している新型コロナウイルスは、2年を経過しても収束の見込みが無く、施設内感染防止対策の緊張が続いている。 開設以来20年が経過する中で、当施設は佐久市の高齢者介護の拠点の一つとして、済生会創立の精神に基づき地域住民の介護ニーズに応えてきた。また、職員研修の充実による人材育成及び平成25(2013)年特養、平成26(2014)年デイサービス、平成30(2018)年には特養、デイサービス共に2回目となる福祉サービス第三者評価を受審し、介護サービスの向上に取り組んでいる。

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