2-支部-施設編
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当院の歩み〒451-0052名古屋市西区栄生1丁目1番18号施設長/田内宣生 職員数/352 病床数/199設置年月日/昭和7(1932)年7月30日診療科目/内、神内、リハ愛知県201愛知県済生会リハビリテーション病院 当院は、昭和7(1932)年に済生会名古屋診療所として開設し、昭和21(1946)年には現在地へ移転新築、その後、診療科や病床の増加、建物の改築などを行いながら、救急医療、無料低額診療事業等の地域医療を通じて社会福祉医療の増進に努めてきた。 しかし、平成18(2006)年頃から医師、看護師不足に伴う患者数の減少等により大幅な経営赤字が生じ、経営健全化が急務となった。そのため、平成22(2010)年3月に当時の浅野晴好院長が中心となって、院内外と綿密な調整を図り、これまでの急性期病院から地域医療の将来を見据えて、新たに回復期リハビリテーション病院への大胆な運営方針の転換を行う病院経営改善中期計画(計画期間:平成22<2010>年度~平成25<2013>年度)を策定した。この計画に基づき、平成23(2011)年8月からは建物の改築工事に取り組んだ。この後、平成25(2013)年10月にはすべての改築工事が完了して、回復期リハビリテーションの病院として新しいスタートを切った。 この間、平成24(2012)年4月には、浅野院長が退任(顧問兼院長補佐に就任)して、後任の院長に長嶋正實顧問が就任するとともに、病院の名称も愛知県済生会病院から愛知県済生会リハビリテーション病院へ変更し、名実ともに新たな病院として出発した。 新病院では、長嶋院長のもと職員が一丸となって新たな回復期リハビリテーション専門病院として、地域医療における期待に応えるため努力を重ね、平成26(2014)年度には1日平均入院患者が175.2人と病床利用率88%となり、経営も安定してきた。 更に、平成26(2014)年6月からは、入院患者が退院後も安心してリハビリを継続できるよう通所リハビリテーションを新たに開始した。 平成28(2016)年1月20日には、済生会総裁の秋篠宮殿下が当

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