2-支部-施設編
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204三重県済生会〒515-8557松阪市朝日町一区15番地6松阪総合病院内 三重県済生会は、昭和12(1937)年の支部、松阪総合病院の設置以降、平成10(1998)年の国立療養所明星病院の移管を受けた明和病院の開設など、県中南勢地域の医療・福祉の拠点として2病院2施設を運営しており、令和3(2021)年4月より支部長以下専任3人体制とし、支部のマネジメント機能の強化を図っている。 この10年の歩みとして、松阪総合病院においては平成23(2011)年に県・へき地医療拠点病院、翌年に県・災害拠点病院、県・がん診療連携推進病院の指定を受け、平成26(2014)年に地域包括・診療支援センター、平成28(2016)年に訪問看護ステーションを設置するなど、地域医療の拠点としての機能を強化してきた。また、医療の質の向上を図るため、平成24(2012)年に緩和ケア病棟の新設、脊せき椎ついセンター、SCU(脳卒中ケアユニット)、消化器センター、平成26(2014)年に口こう腔くうケアセンター、平成28(2016)年に、腹腔鏡手術・ヘルニアセンター、平成29(2017)年に乳腺センター、平成31(2019)年に脳・脊髄血管カテーテル治療センター、腎臓センター、透析センターなどを設置した。 明和病院においては、平成26(2014)年に新病院を建設し回復期リハビリテーション病棟、一般病棟という現行体制を構築し、平成30(2018)年に脳ドックの開始、地域医療連携センターの整備等を行うとともに、地域社会との結びつきを重視して健康講座、お花見会、夏祭りなどのイベントに加え、企業と連携した出張講座、介護相談等を開催している。 「なでしこ」においては、増加する医療的ケア児の受け入れを強化するとともに、県南部のネットワーク(みえる輪ネット)を立ち上げ、「明和苑」においては、介護度の重度化に対応するための職員の増員、リフト個浴などの施設整備を行っている。三 重 県

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