2-支部-施設編
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当院の歩み〒515-8557松阪市朝日町一区15番地6施設長/清水敦哉 職員数/923 病床数/430設置年月日/昭和12(1937)年1月26日診療科目/内、消内、循内、呼内、精、外、消外、脳外、整外、産婦、小、新生児、眼、皮、耳、泌、脳内、麻、放、緩和、形外、病診、臨検、乳外、総合診療、リハ、リウ、ペイン、歯、歯口腔外三重県205松阪総合病院 昭和12(1937)年1月26日、現地に済生会本部、済生会三重県支部の支出の他に松阪市の助成、三井報恩会、原田積善会等の篤志家の寄付金、松阪市より3,306㎡の土地(現地)の無償提供を受け、木造2階建て本館、病床18床、診療科は内科・外科、職員わずか15人をもって開院した。 平成20(2008)年1月第6代院長諸岡芳人が就任してからの10年は病院機能の高度化時代であった。 平成23(2011)年は未曽有の3.11東日本大震災に見舞われ、混乱と不安の中のスタートとなった。同年4月から医療支援チーム(5チーム23人)が陸前高田市の米崎コミュニティセンター仮設診療所において診療支援活動を行った。平成24(2012)年2月、県から災害拠点病院の指定を受け、翌年11月にDMATを発足させた。 時を戻し、平成23(2011)年9月、へき地医療拠点病院の指定を受け、高齢化した過疎地住民の健診・医療相談や離島診療所の支援などを開始した。11月には三重県がん診療連携推進病院の指定を受けた。また、今後の女性医師・看護師をはじめとする職員の働きやすい職場を目指し、院内保育園「たんぽぽ」を近隣ビルの一室を借り開設した。平成24(2012)年4月、緩和医療科・緩和ケア病棟の新設を行った。緩和ケア病棟は1病棟6階を構造壁以外のすべてをリニューアルした。また同月、脊椎センターを立ち上げ、当院の屋台骨の一つである脊椎・脊髄疾患の症例を更に増やすための充実を図った。同年6月にSCU(脳卒中ケアユニット)を立ち上げ、急性期脳梗こう塞そく患者のt-PA治療や脳動脈瘤りゅう破裂によるくも膜下出血の血管内治療がいつでも受けられるようになったことは、松阪地区の脳卒中医療のレベルアップにつながった。同年10月に消化器センターを開設、消化管担当センター長と肝・胆・膵すい担当センター長をそれぞれ任命し、国立が

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