2-支部-施設編
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206ん研究センターや愛知県がんセンターに国内留学をした医師も加わり内視鏡手術症例も増加した。 平成26(2014)年1月、地域連携の強化、医療・介護・福祉支援の充実のための、より横断的な組織運営を目指し、地域包括・診療支援センターを設置した。 同年4月、日本口腔ケア学会の認定を受け、三重県内で初となる口腔ケアセンターを開設、同年6月にはHCU(ハイケアユニット)を開設、重症患者・術後患者の更なる充実した管理が行えるよう体制を整えた。 平成28(2016)年2月、ビルの一室を借り運営していた院内保育園「たんぽぽ」を、より良い環境にするため、近隣の土地327㎡を購入、三重県木材を使った木造2階建て延べ面積277.72㎡の園舎を新築し移転した。 同年4月、地域包括ケアシステムの構築を念頭に置き、松阪訪問看護ステーションを開設した。訪問区域の松阪市は東西50㎞、南北37㎞、総面積6万2,382㎡と広範囲にわたる。 同年5月、腹腔鏡手術・ヘルニアセンターを開設。日本内視鏡外科学会の厳しい基準を満たした医師のみ認定される技術認定制度で、鼠そ径けいヘルニアを専門とする技術認定医は全国でも四十数人と少ないなか、三重県内で初めて当院医師が取得し、開設となった。 平成29(2017)年4月に2人の女性乳腺外科医が赴任し、乳腺センターを開設した。同時に形成外科医の常勤化により、乳房再建ができる施設認定を取得した。増えつつある乳がんの専門施設誕生により、地域の期待は大きく、朗報となった。平成30(2018)年1月にはNICU(新生児集中治療室)を開設した。市内の産婦人科と連携し、松阪地区でより一層安心してお産ができるようにと三重大学産婦人科の協力を基に開設することができた。 平成31(2019)年3月、三重県の「女性が働きやすい医療機関」に認定された。妊娠、子育てに係る制度設計や保育施設の整備など、勤務環境の改善に積極的に取り組んでいることが認められた。 同年4月、脳・脊髄血管カテーテル治療センターを立ち上げた。急性期の脳梗塞治療にこれまでのt-PA投与だけでなく、マイクロカテーテルを使った血栓回収術の有効性が証明され、更なる充実のため

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