2-支部-施設編
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当院の歩み〒520-3046栗東市大橋2丁目4番1号施設長/三木恒治 職員数/1098 病床数/393設置年月日/昭和12(1937)年10月1日診療科目/内、心療内、脳内、精神、呼内、消内、循内、腎内、血内、肝内、膵内、糖内分泌内、緩和内、小、外、消外、乳外、整外、形外、脳外、心外、皮、美皮、泌、産婦、眼、耳、リハ、放、麻、病診、救急、歯212滋賀県病院 済生会滋賀県病院では、平成16(2004)年から院長を務めた杉本徹院長に代わり、平成27(2015)年から新たに三木恒治院長が就任。杉本院長時代には高度医療の提供と医療の質向上、経営の健全化を目標に掲げTQM活動を推進し、京滋で初めてQI(クオリティーインディケーター)をホームページで公開するなどの取り組みを行ってきた。三木院長の就任とともに新たに救急医療、がん診療、医療・介護連携を3本柱とする中期経営計画を策定し、病院機能の充実を図ってきた。 当院は救命救急センターの運営を担い、年間約6,700台の救急車に対応。更なる「救命率の向上と後遺症の軽減」を目指し、平成23(2011)年9月から県内で初めてドクターカーの運用を開始。また平成27(2015)年4月から京滋ドクターヘリ「ゆりかもめ」が配備され、救急医療・災害医療の中核施設としてその機能を担っている。 平成28(2016)年「滋賀県済生会がんセンター」を立ち上げ、既存のがん診療に加え、がん局所療法として滋賀県初の凍結療法治療装置“クライオヒット”(平成28<2016>年8月)や手術支援ロボット“ダビンチ”(平成29<2017>年7月)、強度変調放射線治療や定位放射線治療が可能な機器導入(令和3<2021>年3月)により低侵襲で効果的ながん治療が可能となった。また疼とう痛つう緩和医療の専門医が赴任し多職種からなるチーム医療のもと、キャンサーボードも立ち上げ、充実した緩和ケア提供とがん難民をつくらない医療体制を推進している。 平成29(2017)年2月開設のSCU(脳卒中ケアユニット)は6床でスタートし、その後患者の増加を受け令和2(2020)年12月には12床に増床。県下最大規模のSCUとして機能している。また病棟機能の再編とセンター化を行い、ロボット手術センターや呼吸器セ

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