2-支部-施設編
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当院の歩み〒524-0022守山市守山4丁目14番1号施設長/野々村和男 職員数/435 病床数/199設置年月日/平成30(2018)年4月1日診療科目/内、呼内、循内、消内、糖内、腎内、小、外、整外、皮、泌、脳外、眼、リハ、放、麻214守山市民病院 済生会守山市民病院は平成30(2018)年4月、指定管理者制度のもと、守山市から滋賀県済生会に経営移行を行い、済生会滋賀県病院をはじめとする急性期病院との機能分化を図りながら、地域住民や医師会のニーズに対応する診療体制の整備を進めてきた。 経営移行後は、滋賀県の地域医療構想を踏まえ、湖南圏域における回復期医療の拠点病院を目指し、リハビリテーション病棟およびリハビリテーションセンターを備えた新館の建設を進めるとともに、病床再編事業に取り組んだ。大学の協力を得ながら、専門医師やセラピストの確保を計画的に進め、令和元(2019)年12月には回復期リハビリテーション病棟を開設。令和2(2020)年4月に新館が完成し、回復期リハビリテーション病棟を新館2階に移設、3階にはリハビリテーションセンターを新設した。約1,000㎡の空間に、県内初導入となる歩行練習支援ロボットや、歩行練習用レール走行式免荷リフト、自動車運転シミュレーター等のリハビリ機器を整備し、リハビリテーション機能の強化と質の向上を図った。 令和2(2020)年度には、本館の大規模改修工事を行い、令和3(2021)年7月には2病棟目となる回復期リハビリテーション病棟を開設した。専門医師を3人、セラピストは移行当初の10人から63人となり、県下で選ばれるリハビリテーション施設としてのブランド形成を目指し、個々の患者さんの能力に合わせた質の高いリハビリテーション医療を推進している。 また、効率的な病床運営のため、入退院支援体制の強化を図り令和元(2019)年に入退院支援室を設置し、病床管理を一元化した。またMSW(医療相談員)を当初2人より6人に増員し、転院カンファレンスへの参画、地域連携パスの活用と多職種連携によるチーム医療を推進し、紹介患者の受け入れから在宅復帰まで、シームレスな支援

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