2-支部-施設編
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発展(直近10年間)重点的取り組み事項災害、新型コロナウィルス関連の対応216なっても最期まで、自分の望む暮らしができるよう施設・通所・訪問等の各事業が効率的にサービスを展開している。 入院時より地域での生活を見据え、滋賀県済生会医療福祉センターをはじめ、済生会滋賀県病院の入退院センターや済生会守山市民病院の地域連携室と連携し、切れ目のない包括的なサービスを提供している。 また、栗東市の高齢者福祉計画や介護保険事業計画に基づき、2圏域の地域包括支援センターを業務受託し、地域密着型サービスである小規模多機能型居宅介護、定期巡回・随時対応訪型問介護看護のサービスを展開したことで、地域住民が安心して暮らせる地域づくりを行った。 平成26(2014)年4月に小規模多機能型居宅介護事業所済生会なでしこ栗東を開設。 平成28(2016)年10月に草津市西渋川にニつ目のヘルパーステーションとなる訪問介護センターなでしこ草津を開設。 平成28(2016)年4月から栗東市葉山地域包括支援センターを運営開始(栗東市受託事業)。 平成31(2019)年4月から栗東市栗東地域包括支援センターを運営開始(栗東市受託事業)。 長期入所は要介護認定4以上の入所者が約8割を占めている。また、重度化・医療化が進み、胃ろう、血糖測定及びインシュリン注射、吸引、バルーンカテーテル留置、酸素療法等の医療行為が必要な入所者が約20%を占めている。そのような状況の中で、個人の尊厳を重視し、自立支援や重度化予防に注視してケアを提供し、安心・安楽で豊かな施設生活の維持に努め、嘱託医師、看護師、介護職員、理学療法士、管理栄養士、施設介護支援専門員等の多職種が連携して看取り介護も重点的に取り組んでいる。 全国済生会の近畿ブロック災害準拠点施設であるとともに、新型コロナウイルス感染症発生時の介護関連施設・事業所等間における応援事業(B-ICAT)にも登録している。また、令和2(2020)年8月に、県内のクラスター発生に対する応援派遣(介護職員)を3日間行った。

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