2-支部-施設編
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支部の歩み20北海道済生会〒047-0008小樽市築港10番1号小樽病院内 北海道済生会は大正13(1924)年7月に支部が設立され、小樽市手宮に診療所を開設した。昭和27(1952)年に済生会小樽北生病院を新設し、北小樽地域に医療を提供してきたが、老朽化・狭隘化が進み、平成22(2010)年「北海道済生会基本構想」を策定し、その第1次事業として平成25(2013)年8月済生会小樽病院を小樽市築港地区に新築移転。平成29(2017)年3月に近藤真章病院長が退任し、同年4月より和田卓郎新病院長が就任。平成30(2018)年3月城守支部長が退任し、同年4月より近藤真章新支部長が就任した。そして第2次事業として令和2(2020)年9月には小樽病院とみどりの里が統合し、病床数378床のあらたな医療・福祉施設が誕生した。 現在、新規事業として、令和3(2021)年3月北海道済生会第2期基本構想の事業として、当施設近隣の大型商業施設「ウイングベイ小樽」内に健康・福祉ゾーン「済生会ビレッジ」を開設した。当地域の地域包括ケアシステムの中心的役割を担う地域ケアセンターを小樽病院から移転。同センター内には小樽市南部地域包括支援センター、居宅介護支援事業所はまなす、また、北海道済生会訪問看護ステーションの3事業所が運営されており、さらに新規事業として令和3年3月より発達支援事業所きっずてらす、5月より就労継続支援事業所ぷりもぱっそを開設した。 ソーシャルインクルージョンの実現に向け、北海道済生会は地域住民が健康で豊かに暮らせる「ウエルネスタウン」の新しいまちづくりに挑戦している。1東北・北海道ブロック北 海 道

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