2-支部-施設編
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220マインドが必要である。 施設の基幹システムは、開設当初の「ワイズマン」を介護に特化した「ほのぼの」、「ケアカルテ」と変更し、介護職の希望を優先している。また、事務連絡、研修、会議、アンケート、統計などにGoogle・LINE・Zoom・YouTubeなどを活用している。 今年度は、滋賀県の地域医療情報連携ネットワーク「びわ湖あさがおネット」に加入した。オンサイトの基本インフラとしてのインターカムも平成27(2015)年より導入。業務の効率化、事故リスク低減化を図っている。職員の処遇・職場環境の改善に向けて、「権利擁護推進・職場環境適正化委員会」を新設し、ハラスメント、個人情報、公益通報などのコンプライアンス全般を担当、健全な職場の実現を目指している。 以上を布陣することで、入所で高い稼働率を維持しながら在宅復帰を推進し、必要な方に看取り支援を行いながら超強化型を堅持している。加えて、介護保険におけるリハビリテーション施設として、活動と参加に資する「目的と期限を明確にした」、リハビリテーションマネジメントを、入所・通所・訪問の各リハビリテーションで実践し、地域をけん引してきた。 今後も施設が地域の在宅復帰拠点として、更なる深化を遂げる所存である。

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