2-支部-施設編
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当施設の歩み当施設の歩み224 当訪問看護ステーションは、平成7(1995)年に開設され、26年を迎える。小児の訪問と在宅看み取とりの需要が高まり、訪問件数は10年前と比べ2倍になっている。 子の成長に伴い、次のステップとして、行政から「保育所への出向」の要望があり、貢献できるよう検討中である。 在宅看取り件数は、新型コロナウイルス対策としての病院の面会禁止措置を受け、コロナ禍前の2倍になっている。 コロナ禍のような災害級の事態になった時、訪問看護は地域住民の健康と安全、生活を守るための最後のとりでとなる。公衆衛生上の有事の際は行政と地域、訪問看護が協力・協働し、地域住民が住み慣れた地域・自宅で安心して過ごせるよう微力ながら活動している。京都府病院居宅介護支援事業所〒617-0814長岡京市今里南平尾8番地1施設長/南本宜子 職員数/1設置年月日/平成12(2000)年4月1日 当居宅介護支援事業所は介護保険施行時に開設、介護支援専門員は医療ソーシャルワーカーと兼務で長年業務を行ってきた。長岡京市を地域とする居宅介護支援事業所の代表として、地域健康福祉推進委員会、地域包括支援センター運営協議会、高齢者虐待ネットワーク会議、地域包括ケア会議等の委員を担い、地域包括ケアシステム推進の役割を担った。平成23(2011)年度以降は規模を縮小して常勤換算1人で運営していた。コロナ禍では面会制限により在宅看取りを希望する多くの患者さんを担当した。兼務体制の限界もあり、令和4(2022)年3月末で閉所となるが、居宅介護支援事業所の足跡を生かした事業展開を病院で継続して行っていきたい。

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