2-支部-施設編
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吹田医療福祉センター体制・整備など院長新型コロナウイルス感染症に関する対策現況236 当センターは、吹田病院、吹田療育園、高寿園、松風園、吹田訪問看護ステーション、吹田病院東淀川訪問看護ステーションの6施設で設立され、平成30(2018)年11月に「健都健康管理センター」、令和2(2020)年2月に看護小規模多機能型居宅介護事業「なでしこ吹田」が加わり、現在8施設をもって構成している。 医療の質の向上や医療機能の維持と強化を目指し、検査や手術枠の拡充を図るため、令和2(2020)年1月より、土日を完全休診とした外来診療体制(GWと年末年始を除く祝日開院)へ、またバランスのとれた経営体質による医療提供を実現するため、同年4月には病床数を500床から440床へ再編した。平成29(2017)年3月、手術支援ロボットの導入に伴い前立腺がんセンターを新設。また大規模改修工事を行い血管造影装置も増設し、より急性期病院としての機能を充実させた。同年8月には、医療のIT・ICT化を更に推し進め、地域医療機関との迅速な情報共有を目的とした「さいすいヘルスケアネット」を運用させている。平成30(2018)年11月には予防医療と健診事業の強化のため、北大阪健康医療都市「健都」へ健康管理センターが移転した。第三者評価は、平成13(2001)年5月病院機能評価、平成14(2002)年4月IS09001、平成17(2005)年3月IS014001、平成21(2009)年1月IS014001に代わり、エコアクション21を認証取得した。しかし現在では、ISO9001とエコアクション21の認証更新をせず、病院独自の品質管理・環境活動を継続している。 岡上武(平成19<2007>年4月1日~平成26<2014>年3月31日)、黒川正夫(平成26<2014>年4月1日~令和2 <2020>年3月31日)が務め、令和2(2020)年4月1日、島俊英が就任した。 令和2(2020)年4月1日、コロナ患者入院受け入れ開始。4月9日、病院出入り口を制限し、来院者の検温開始。7月14日、サーマルグラフィーの導入。同月20日、PCR検査受け入れ  開始。8月24日、大阪府新型コロナウイルス感染症重点医療機関に指定。10月19日、発熱外来設置。同月30日、診療・検査医療機関に指定。また、中等症・重症一体型病院として入院診療にあたっている。 令和2(2020)年からのコロナ禍において当院は、患者とその家族の協力、そして職員の団結力・忍耐力・高いプロ意識により医療機能

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