2-支部-施設編
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当施設の歩み〒536-0002大阪市城東区今福東2丁目2番26号施設長/堂前尚親 職員数/11設置年月日/平成12(2000)年4月1日244 その中でも、移転前は達していなかった無料低額診療事業の10%基準を、MSWの増員や医師・職員に対して周知徹底を行った結果、平成25(2013)年度より現在まで継続して基準を達成しており、済生会人の誇りをもってその重責を果たしている。平成28(2016)年4月には、堂前尚親の後任に三嶋理晃が第7代病院長として着任し、地域医療機関との更なる互恵関係を築き上げ、各診療科を縦軸、六つのセンターを横軸としたシームレスな高度医療を展開している。 平成29(2017)年1月には、外来ブースもセンター化に合致したものへと再編を行うことで、患者さんへの迅速で首尾一貫した高度急性期医療を提供する体制を発展的に整備した。同年4月からは、「将来計画(アクションプラン─医療の未来を拓く─)」を毎年刊行し、病院職員が一丸となり、緊密な互恵関係に基づく地域医療を更に充実させ、病院機能を更に高め、全人的医療を提供する当院の使命の達成に向けての道標を公表している。  令和元(2019)年頃から世界的に大流行している新型コロナウイルス感染症には、令和2(2020)年12 月より入院治療の受け入れを開始し、中等症・重症一体型病院として CIZ(Covid19 Infection Zone)病床12床を運用し、地域医療に貢献している。これからも地域密着病院として「済生の道を広めるべく」職員一同、日々業務に励み、地域医療機関と連携して地域住民のために何ができるかを常に考え、一歩一歩前進していく所存である。野江訪問看護ステーション 平成23(2011)年当時、訪問看護師6人体制だったが、年々重症化し、高齢化と独居老人の増加に対応するためスタッフを増員し、現在は11人となっている。また、がん性疼とう痛つう看護認定看護師である所長が、他のスタッフの指導育成を行いながら、より医療密度の高い訪

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