2-支部-施設編
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当施設の歩みガバナンス・コンプライアンスの強化〒551-0032大阪市大正区北村3丁目5番10号施設長/平居啓治 職員数/3設置年月日/平成10(1998)年4月1日大阪府247 当園は、野江医療福祉センターの併設施設として、済生会の三つの活動目標の一つである「医療と福祉、切れ目なく」を更に強化し、地域に根ざした福祉サービスを継続して提供していく。泉尾医療福祉センター 泉尾病院、泉尾特別養護老人ホーム大正園、泉尾特別養護老人ホーム第二大正園、軽費老人ホームケアハウスつつじ荘、障害者支援施設北村園、障害者支援施設ふくろうの杜、泉尾訪問看護ステーションをもって構成している。 泉尾医療福祉センターは病院と五つの福祉施設、在宅サービス、地域包括支援センター等を一体として運営し、地域包括ケアに取り組んでいる。センター内の福祉施設においては、大正区の地域福祉の仕組みづくりをどう進めていくか、その道筋や方向性を総合的に議論する「大正区地域福祉推進会議」や、大正区内の福祉施設による「社会福祉施設連絡会」などに参画して地域包括ケアシステムの構築を進めている。 大阪市の中で臨海工業地帯として発展してきた大正区は、現在は人口が大きく減少するなかで、働き手の減少と、高齢化率の上昇に直面している。一方で入所要件の厳格化や報酬改定、他施設との競合もあり、経営環境は年々厳しくなっている。 地域のニーズに根差した医療福祉サービスを永年にわたって継続していくために、センター各施設は連携して以下の取り組みを行った。◦ガバナンス強化のため、各福祉施設の規程を見直して統一した。◦ 経理担当者のローテーションを行うため、全施設の経理業務を集約した。◦ グループウエアの導入により、経営トップからの情報を発信している。

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