2-支部-施設編
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当施設の歩み〒551-0032大阪市大正区北村3丁目4番3号施設長/藤村愼治 職員数/77定員/入所100、短期8、通所18設立年月日/昭和62(1987)年5月1日250を派遣し、当院にとっても災害への備えと体制構築を充実させるきっかけとなった。 平成29(2017)年8月をもって唐川総長兼院長が院長を退任し、唐川院長は総長専任となり、翌9月平居啓治院長補佐が院長に就任した。 平成30(2018)年、歯科・歯科口こう腔くう外科を新設し、12月には心臓血管外科を新設、循環器内科とともに心臓血管センターが発足した。また休床していた132床は徐々に再開し、同年10月には全病床が再開した。 令和2(2020)年、免疫内科を新設、同年2月に感染拡大した新型コロナウイルス感染症にいち早く対応して仮設外来診療室等を設置したが、一方で4月にクラスターが発生し、病院経営に大きな影響を及ぼした。 当院は、昭和63(1988)年に新築したが、築33年が過ぎ、老朽化が目立つようになってきた。大正区内唯一の二次救急医療機関として近隣住民の期待に沿える医療体制を構築できるよう日々努めていきたい。泉尾特別養護老人ホーム大正園 大正区初の特別養護老人ホームとして設立し、開設より34年が経過した。この間、一貫して介護・福祉サービスを支える拠点としての機能を担ってきた。東日本大震災後は、防災力の強化が地域の重要施策となったことから、当園では緊急入所施設として災害時の受け入れ態勢を整え、発電機の整備等を行った。 また、認知症の行方不明者がマスコミで大きく報道され、社会問題となっているが、受け入れが困難な身元不明者や医療依存度が高い方にも、行政との連携のもと積極的に対応し、最後のとりでとしての役

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