2-支部-施設編
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当施設の歩み〒551-0032大阪市大正区北村3丁目5番12号施設長/町原誠治 職員数/60定員/入所50、通所50、短期5、共同生活援助施設(グループホームかばの木8)設立年月日/平成14(2002)年4月1日大阪府253 開設26年を迎え、ご利用者の4人に1人が65歳以上となり、新たな課題として高齢化・重度化への対応が挙げられる。地域移行という障害福祉政策の流れのなか、身体機能の維持向上に重点を置いた活動支援、個々の特性に応じた支援スキルの向上、生活環境の整備、設備改修等の体制整備に取り組み、当園が、これからもご利用者にとって、「したい」が「できる」暮らしの場となるよう、「地域生活支援拠点」としての役割を果たしていきたい。障害者支援施設ふくろうの杜 済生会初の知的障害者更生施設(現:障害者支援施設)として設立されて19年間、権利擁護虐待防止、地域移行、適切なサービス提供、社会貢献、将来性の展開、安定した経営確保、雇用の継続と人材育成を軸に運営してきた。 利用者家族・地域のご協力を頂き、安心・安全な生活環境を保障すべく外壁・空調・フロア等住環境の整備を行い、また障害者総合支援法への変遷と共に日中活動・作業・事業の改廃、福祉避難所の開設、COVID-19や害虫感染への対応等を行ってきた。 利用者の重度化、偏見や先入観への理解獲得、地域移行グループホームの展開等の課題を抱えつつ、大切な「いのち」を支える済生会理念と共に利用者様の笑顔と社会を紡ぐ運営に臨み続けたいと思う。

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