2-支部-施設編
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当施設の歩み〒590-0535泉南市りんくう南浜3番23施設長/岩本剛 職員数/13 定員/50(就労継続支援A型40、就労継続支援B型10)設置年月日/平成24(2012)年6月1日大阪府261止、手術滅菌がストップし近隣済生会病院に支援をいただいたこと、一方、老健ライフポートは耐震用ガスが通じていたことにより、周辺住民の方にお風呂を開放したこと、エレベーター停止により入院患者の食事をバケツリレー方式で運んだこと、3日間で通常の2倍近くの救急受け入れを行ったことや、病院稼働のため職員のお子さんの保育をセンター全体で職員がカバーしあったことが記憶に残る。二つ目は、同年9月は、超大型台風21号により一部建物が損傷したことである。三つ目は、翌年の平成31(2019)年2月に、麻しん流行により、外来フロアに来た罹り患かん者から10人程度の直接感染があったことが報道され対応に追われた。一方、同年4月、茨木医療福祉センター4階に地域包括支援センターを開設した。また、令和3(2021)年4月、訪問看護ステーションは、サテライト摂津出張所を開設した。 令和2(2020)年以降は、新型コロナ感染症のパンデミックに世界が席巻され、当センターにも多大な影響を及ぼした。病院は、同年3月帰国者接触者外来をスタート。同年4月、屋外簡易プレハブ入院対応を開始。令和3(2021)年1月には、さらに屋外簡易プレハブを増設した。一方、同年4月に職員へのワクチン接種がスタートした。この間、医療物資の欠乏があり、医療従事者や介護従事者は厳しい行動制限を強いられ、患者さんや入所者さんは長期間にわたって面会制限となった。足元でも、新型コロナ感染症に打ち勝ったとは言えない状況であるが、この事態の総括と評価は、2、3年後に行われるであろう。障害福祉サービス事業りんくうワークス 大阪府済生会りんくうワークスが開所して、令和4(2022)年6月にまさに10年を迎える。大阪府済生会が就労系の障がい者福祉サービス事業所を立ち上げるのは初めてのことであった。

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