2-支部-施設編
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支部の歩み270奈良県済生会〒633-0054 桜井市阿部323番地済生会中和病院内 当支部は、昭和6(1931)年7月に設置され、昭和12(1937)年3月に「御所病院」、昭和17(1942)年6月に桜井診療所(後の「中和病院」)、昭和22(1947)年5月に奈良診療所(後の「奈良病院」)、平成6(1994)年4月に「介護老人保健施設シルバーケアまほろば」を開設し、地域に密着した医療と福祉の充実「いわゆる、ケアミックス医療」に取り組んでいる。また、令和元(2019)年9月に厚生労働省が「再編統合について特に議論が必要」として公表した424病院に、支部管下の3病院すべてが含まれたことを踏まえ、地域医療構想の実現に向けて包括的な機能見直しの取り組みを行っている。ここ10年間の各施設の主な動きは以下のとおりである。 奈良病院では、平成23(2011)年6月に「回復期リハビリテーション病棟」、平成27(2015)年11月に「地域包括ケア病棟」を開設し、地域医療構想を見据えた機能整備を行っている。その一環として、平成27(2015)年9月に、56床(250床→194床)の病床縮小を行った。また、平成26(2014)年7月に「訪問看護ステーション野の花」、平成28(2016)年6月に「ケアプランセンターすずらん」を開設し、公益事業に参入した。さらに、令和2(2020)年7月からは、奈良市から「三笠地域包括支援センター」を受託運営している。 中和病院では、平成24(2012)年3月に「放射線治療棟」を増築、平成27(2015)年7月に「東館」を改築し「健診センター」「内視鏡センター」「防災センター」を整備した。また、同月に「地域医療支援病院」、平成31(2019)年4月に「在宅療養後方支援病院」の認可を受けるなど医療機能の充実を図るとともに、平成25(2013)年5月には、病児保育所「さくらんぼ」を開設し、新たな社会福祉事業を展開している。 御所病院では、平成26(2014)年1月に「健診センター」を開設するとともに、平成27(2015)年2月に「地域包括ケア病棟」を開設した。さらに、令和2(2020)年3月には、地域住民の方が安奈 良 県

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