当院の歩み〒633-0054桜井市阿部323番地施設長／中島祥介 職員数／470 病床数／324床設置年月日／昭和29（1954）年6月1日診療科目／内、消内、呼内、血内、外、消外、乳外、呼外、整外、泌、脳外、小、眼、婦、耳、皮、麻、精、放、循、病理、リハ奈良県275中和病院 済生会創立110周年を記念して、この10年間、平成23（2011）年 5月30日から令和3（2021） 年5月29日までの期間における済生会中和病院の歩みについて記録する。 平成23（2011）年10月放射線治療棟着工（放射線治療機器リニアック導入）、平成24（2012）年3月鉄筋コンクリート造り2階建て（1階放射線治療室、2階地域連携室・図書室）完成。同年7月より治療を開始し、がんの集学的治療の機能充実と質的向上を図った。 平成24（2012）年7月院内保育所「キッズランドひまわり」、平成25（2013）年5月病児保育所「さくらんぼ」を開設した。病児保育所「さくらんぼ」は、児童養護施設の児童や授産施設通所者への健康診断事業とともに、なでしこプランの事業とした。 平成26（2014）年7月「奈良県地域がん診療連携支援病院」として認可された。 平成26（2014）年11月療養型病床の24床を地域包括ケア病床に変更、平成27（2015）年4月さらに24床変更し、「地域包括ケア病棟」48床とした。 平成27（2015）年7月東館改築工事、鉄骨造り5階建て（健診センター、内視鏡センター、防災センター、管理棟）完成。「健診センター」では健康診断並びにがん検診による疾病予防と早期発見に取り組むこととし、「内視鏡センター」では呼吸器疾患・消化器疾患に対する内視鏡的診断・治療の機能充実と質的向上を図った。「防災センター」では、「奈良県東和医療圏災害拠点病院」としての活用スペースを確保し、訓練を繰り返し行ってきた。「第2種感染症指定病院」としての訓練とともに、新型コロナウイルス感染症への対応に役立つこととなり貢献できている。 平成27（2015）年7月「地域医療支援病院」として認可され、関
元のページ ../index.html#277