2-支部-施設編
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当施設の歩み〒633-0054桜井市阿部323番地施設長/籠島忠 職員数/4設置年月日/平成18(2006)年4月1日278の企画・運営を他事業所と協同で担っている。平成29(2017)年4月から特定事業所加算(Ⅲ)を算定している。 新型コロナウイルス感染症対策に関しては、職員・家族に徹底した指導、直接面会制限、リモート面会で対応し、今日までクラスターの発生を防いでいる。桜井市地域包括支援センターきぼう 平成18(2006)年に桜井市から「地域包括支援センター」を受託し、高齢者の総合相談窓口として介護予防・総合相談・権利擁護・包括的継続的ケアマネジメントの各事業を展開。当初のメイン事業は介護予防教室で年150回程度実施していた。平成23(2011)年からは医師会と連携し「介護と医療を繋ぐ会」を開催。平成26(2014)年から地域住民・多職種による「地域ケア会議」が始まる。平成28(2016)年に介護予防事業がそれまでの教室型から住民主体型の「通いの場」へ方向転換、市内60カ所以上の体操グループ活動に広がり、新型コロナの影響で休止期間があったものの、令和3(2021)年現在も身近な介護予防活動として定着している。地域の高齢化率上昇に伴い(平成23<2011>年24%→令和3<2021>年31.6%)、平成30(2018)年には基本4事業に加え「認知症支援」「生活支援体制整備」「在宅医療介護連携推進」事業が、令和3(2021)年には「介護予防把握事業」が追加された。この10年で地域の課題が多様化・複雑化しており、高齢者のみならず多世代にわたる地域課題の解決や地域包括ケアの深化・地域共生社会の実現に向けて、中核的機関としての役割をしっかりと果たしていきたい。

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