2-支部-施設編
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当院の歩み地域包括ケアシステムの充実   院内医療情報システムの確立院長の交代新型コロナウイルス感染症の対応〒639-2306御所市三室20番地施設長/中山正一郎 職員数/306 病床数/167設置年月日/昭和12(1937)年3月25日診療科目/内、感染症内、外・消外、整外、脳外、心外、眼、泌、産婦、皮、耳、放、麻、リハ奈良県279御所病院 当院は、昭和12(1937)年3月に設立以来、地域の唯一の公的病院として、また中核病院として、医療・保健・福祉の重責を担っている。この10年間は地域医療のニーズに合わせて変革している。 平成26(2014)年1月に地域住民の方々や就業者の健康を守り、健康診断を通じて地域住民の健康づくりを応援するため、健診・がん検診・各種ドックを行う健診センターを立ち上げた。 平成27(2015)年2月に急性期治療を経過し症状が安定した患者に対して、在宅や介護施設へ復帰支援のために、急性期病床1病棟(36床)を地域包括ケア病棟に転換した。平成28(2016) 年10月に需要の増加により、さらに急性期病床1病棟(36床)を地域包括ケア病棟に転換し合計72床とした。 令和2(2020) 年3月に現在の軽症急性期・回復期治療に加え、新たに在宅療養に取り組み、切れ目のない医療サービスを提供することで、地域住民の方が安心して暮らせる環境整備のため訪問看護ステーション「あまね」を開設した。 平成30(2018)年度の診療報酬に対応するため、基幹医療(オーダーリング・看護支援・医事)システムの更新を行った。 令和2(2020) 年2月に病院内の各部門での情報共有や伝達が正確かつ迅速になり、医療安全、診療業務の効率化、診療の質の向上のため電子カルテシステムを導入した。 平成27(2015)年 4月、17年の長きにわたり病院の発展に尽力した中谷勝紀院長が院長職を退任し名誉院長に就任、中山正一郎が院長に就任した。 令和2(2020) 年10月に新型コロナウイルスの感染疑い患者への対応として、地域住民の方への安心していただける医療提供のため、「帰国者・接触者外来」を設置するとともに、疑い患者の入院受け入

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