2-支部-施設編
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開院施設の拡充4週8休制度近年の動き〒640-8158和歌山市十二番丁45番地施設長/川上守 職員数/391 病床数/200設置年月日/昭和23(1948)年10月25日診療科目/内、糖代、呼内、消内、循、外、心外、整外、脳外、眼、耳、リハ、放、腎、皮、泌、麻282和歌山病院 当院の前身ともいえる和歌山市診療所は、大正2(1913)年9月1日、和歌山市車坂西ノ丁に開設された。昭和20(1945)年7月9日空襲により被災し、すべて焼失した。戦後昭和21(1946)年9月20日戦災診療機関復旧決定を受け、昭和23(1948)年10月25日元海草郡役所跡の和歌山市新生町に和歌山病院を開院した。開院時は病床37床、診療科目は内科、外科、産婦人科、眼科、泌尿器科、耳鼻咽喉科の6科目であった。 その後、当院は地域の支援に支えられて順調に発展し、昭和33(1958)年10月には鉄筋コンクリート造り3階建て病棟・診療棟・管理等を増築し、病床数216床の病院となった。昭和38(1963)年1月、和歌山県立医科大学が医師の派遣を決定し、第2内科教室より土山治男が院長に就任した。昭和54(1979)年5月、鉄筋コンクリート造り4階建て、病床数200床の近代的な病院へと増築を行い、大型投資を行った。この計画を中心的に遂行してきた井関良夫が、昭和55(1980)年6月院長に就任し、更に平成15(2003)年10月現在地の和歌山市十二番丁45番地、和歌山市の中心地である旧県立医科大学の跡地に全面移転を行った。併せて、電子カルテ、オーダリングシステムを導入し、新たな病院運営に乗り出した。 従来より実施していた土曜日外来を休止し、平成19(2007)年4月より、就業規則を改定し、4週8休制度の導入を行った。また平成22(2010)年4月には、人事考課制度を導入し、新賃金テーブルへの移行を行った。 平成15(2003)年に和歌山市十二番丁に改築移転後、運用を行ってきた本館スペースが狭隘化により、ハード面で山積してきた問題を解決するために平成30(2018)年4月「北館」の増築および本館の改修を行った。消化器内科において、内視鏡検査の実施件数増加に伴

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