2-支部-施設編
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当施設の歩み〒684-0062境港市蓮池町78番地1施設長/佐々木祐一郎 職員数/6設置年月日/平成12(2000)年4月1日294ことになっていった。介護保険で「地域包括ケアシステム」が構築され老健の役割が明確になっていき、当施設でも在宅復帰はもとより、認知症介護、看み取とり介護等にも力を入れ、地域での在宅支援を後押しする役割を担ってきている。平成29(2017)年からは「子ども食堂」「認知症カフェ」に取り組んでいき、地域の人や子どもたちとの交流で老健施設でも地域との交流ができると感じていたが、新型コロナウイルス感染症拡大という経験したことのない事態が起こり、活動は休止の状態になっている。 通所については、定員60人の中、要介護利用者を中心に1日に利用者約35人を受け入れ、個別でのリハビリや入浴サービスの提供を長年行う。平成30(2018)年10月より長年提供してきた入浴サービスをやめ、リハビリを主体にした短時間(半日含む)サービスへの転換を行う。転換直後は利用者数が激減し、新規の利用者も少ない状態が続いていたが、令和に入り徐々に利用者も増加傾向になってきた。現在利用者の割合は、要介護5割、要支援5割であり利用者層は軽度化してきている。その中で、よりリハビリの効果をあげていくために医師が参加したリハビリ会議の導入や口こう腔くう機能向上、栄養改善に関するサービスの提供を行っている。 はまかぜとしては、今後も老健の役割として、利用者が地域の中でその人らしく生活できるよう支援していきたい。境港市在宅介護支援センター済生会居宅介護支援事業所 平成30(2018)年11月からホームヘルプステーションと同じ事務所内で仕事をしており、情報共有や連絡調整をしやすい環境になり、より連携が図れるようになった。 今年度の介護保険制度改正でケアマネジャー1人当たりの担当人数が増え、それに伴い業務量も増えてきている。今後、時間を有効に

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