2-支部-施設編
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支部の歩み支部長の交代等支部三施設連携の強化地域医療連携推進法人「江津メディカルネットワーク」の設立島根県297島根県済生会〒695-8505江津市江津町1016番地37江津総合病院内 当支部はこの10年で支部三施設の連携・協力体制をより一層強化し、地域住民の方に更に質の高いサービスが継続的安定的に提供できるよう、経営改善や人材確保・育成に取り組んだ。 平成26(2014)年4月に元江津市長である田中増次が初代支部長に就任した。 また、平成27(2015)年4月からは支部三施設の運用、経営、人材確保等幅広く指導・助言等いただくため、元島根大学学長である小林祥泰氏を顧問として招しょう聘へいした。 平成28(2016)年に「支部経営委員会」を設置し、三施設の課題・問題点等を抽出し、経営方針、経営戦略等の検討を行うこととした。これを受け、「三施設連携調整会議」を立ち上げて、高砂ケアセンターや白寿園と江津総合病院との入退院者の受け入れ体制を強化し、スムーズな入退院ができる体制を構築した。 また、職員同士の連携意識や相互理解、及びスキルの向上を図るため、支部三施設合同による研修会を開催することとした。 併せて、医療従事者の人材確保と人事異動や派遣する仕組みを構築し、人事交流を行うこととした。 当支部と江津市医師会が連携し、お互い人的資源をフル活用し、江津市の医療提供体制を維持することを目的として、令和元(2019)年5月に地域医療連携推進法人「江津メディカルネットワーク」を設立した。連携事項として、医師等の相互交流システムの構築や在宅医療の分担及び業務連携、入院患者の在宅医療生活への円滑な移行の推進、在宅や施設での要介護者の急変時対応等に取り組んでおり、看み取とり代診医紹介システムや在宅医紹介システムがスタートしている。島 根 県

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