2-支部-施設編
300/434

当院の歩み院長の交代経営改善への取り組み診療体制の変遷〒695-8505江津市江津町1016番地37施設長/中澤芳夫 職員数/364 病床数/300設置年月日/昭和30(1955)年4月1日診療科目/循、消、腎内、内(糖・内分泌)、呼、神内、小、皮、外、整外、産婦、泌、脳外、精、眼、耳、リハ298江津総合病院 当院はこの10年間のうちに済生会本部から経営指導施設に指定され、経営再建プランを策定し赤字経営から黒字経営に向けて職員一丸となり取り組みを行い、大きな転換期を迎えた。 平成27(2015)年3月に堀江裕院長が退任、同年4月に中澤芳夫院長が就任し、現在に至る。堀江前院長は院長退任後、名誉院長に就任し、現在も当院の診療体制の維持や医師確保対策等にご尽力いただいている。 平成18(2006)年6月、現在地に新築移転して以降、医師及び看護師不足等により赤字経営が続き、平成23(2011)年8月に済生会本部から経営指導施設に指定され、経営改善の取り組みを開始した。しかし、医療従事者の更なる減少等により計画を達成することが困難となったため、平成27(2015)年度に経営再建プランの見直しを行い、病棟の再編、医師・看護師の確保等新たな増収対策の取り組みを開始した。平成29(2017)年度には常勤医師数減少や圏域の人口減少などにより、再度経営再建プランの見直しが必要となり、外来診療の見直し、更なる経費・委託費の削減等に取り組んだ。その結果、平成30(2018)年度に新築移転以来初の黒字化を達成し、以降3期連続黒字を達成している。 入院診療体制については、平成24(2012)年4月に隣接する済生会高砂病院を介護老人保健施設に転換し、当院に医療機能を集約することを目的として高砂病院の療養病床を当院に集約した。 平成27(2015)年7月から夜勤看護師の減少に伴い、稼働病床を300床から250床に削減した。 平成30(2018)年4月には、常勤医師数減少及び圏域の人口減少などにより、入院患者が減少していくことを見込んで稼働病床数を220床(一般60床、地域包括60床、療養100床)に削減した。

元のページ  ../index.html#300

このブックを見る